JR東日本千葉支社は、千葉駅の駅舎・駅ビル建替え計画の一部変更について発表した。

建替え後の千葉駅イメージ(画像はすべてJR東日本千葉支社提供)

駅コンコースを線路上空の3階に移設し、橋上駅舎とするという大枠は変わらないが、建替え敷地を従来の計画よりも拡大。千葉市による西口再開発事業で整備されたペデストリアンデッキと駅東口を接続することとした。これにより、千葉駅周辺の回遊性と利便性の向上が期待されるという。

あわせて駅舎・駅ビルのレイアウトも見直しを行い、延床面積を従来計画の約7万平方メートルから約7万3,000平方メートルに増床する。

千葉駅外観イメージ

西口接続部イメージ

東口エントランス部イメージ

用途の内訳は、駅施設ほか約1万6,400平方メートル、エキナカ約8,000平方メートル、駅ビル約4万9,400平方メートル。建設にあたっては、千葉の豊かな自然と洗練された都市との融合をイメージした意匠計画を取り入れるとしている。千葉駅新駅舎と3階エキナカは2016年夏頃開業予定。2017年春頃にエキナカが全面開業するとともに、駅ビルの2階以上が開業。駅ビル全面開業は2018年春頃になる予定だ。