猫の保護活動を行う東京キャットガーディアンは、同団体のホームページにて、飼い主のいない猫の保護ボランティア活動「猫付きマンション」を案内している。今回は、埼玉県・さいたま市浦和の猫付きマンションを紹介する。

リベリエ浦和仲町

猫付きマンションとは

猫付きマンションは、「猫との生活を希望する入居者」と、「マンション経営で猫の助けになる活動をしたいと考えるマンションオーナー」、「成猫の保護場所を作り、多くの猫を救いたいと考える保護団体」の三者の思いが合致したシステム。新しいボランティア活動として、行政からも了承を得ている。

飼育を希望する人は、面談の上、所有権ではなく一時保護の場所として同シェルターの猫を選び、ペット飼育可能のマンションで猫を飼うことができる。「転勤が多い」「高齢だから心配」など様々な理由で猫の飼育をあきらめている人も猫の飼育が可能だ。

リベリエ浦和仲町の間取り

新築のペットOKマンション

今回、案内する「リベリエ浦和仲町　1階部分」は、JR京浜東北線・湘南新宿ライン・高崎線・宇都宮線の「浦和駅」から徒歩6分の場所にある。4路線利用できる上、マンションの目の前にはコンビニエンスストアがあるなど、生活しやすい環境が整っている。

窓からは明るい日差しが差し込む

洋室の窓は南向き。フローリングの部屋に太陽の光が差し込み、とても明るい。また、バルコニーも付いている。

左:洗面所　右:バスルーム

バス・トイレは別。トイレにはウォシュレット付

新築物件なので、すべての設備が新しい。洗面台はシャワー付き、バスルームには、浴室乾燥機も付いている。バスタブは少し大きめサイズを採用しているので、のびのび入浴できそうだ。

かわいいインテリアも似合いそう(イメージ)

部屋には、TVモニター付インターフォン付。オートロック式で、管理人もいるので、セキュリティの面でも安心だ。インターネットは無料で利用できる(J:COM)。

賃料は月額6万6,000円、管理費5,000円。礼金なし、敷金はペット飼育時は2カ月。なお、同物件契約の際には、保証会社への加入が必須となる。

猫との暮らしがスタートするのは、物件に入居してから。入居後、一緒に暮らしたい猫(成猫)を東京キャットガーディアンのシェルターで選ぶという流れとなっている。

物件詳細は、東京キャットガーディアンシェルター日記で案内している。なお、現在、401号室をモデルルームとして公開しているので、興味がある方は見学してみてはいかがだろうか。

レポート記事

実際の猫マンションでの暮らしぶりについては、目黒区のマンション、中野区のマンションで、それぞれレポート記事を公開している。