小学館は、6月11日に単行本「わさびちゃんちの一味ちゃん」を発売した。同書の著者は、2013年9月に発売した「ありがとう!わさびちゃん」で、子猫のわさびちゃんと家族の87日の生活をつづった"わさびちゃんファミリー"。わさびちゃんの家に新しく保護された「一味ちゃん」との日々を紹介している。

わさびちゃんちの一味ちゃん(わさびちゃんファミリー/著)

保健所行き直前に保護された「一味ちゃん」

同書の主人公は、わさびちゃんの家の新しい家族「一味ちゃん」。子猫の一味ちゃんは、保健所行き寸前のところで、わさびちゃんファミリーに保護された。最後まで必死に生きようと頑張ったわさびちゃんの分まで元気に育ってほしいと願うという母さんや父さん、わさびちゃんと仲良しだったゴールデンレトリバーのぽんずちゃんたちの愛情に育まれ、すくすくと成長している。

同書では、一味ちゃんの写真はもちろん、わさびちゃんの写真も収録している。また、わさびちゃんの発した「家族を捨てないで」というメッセージをつないでいくために、全国の保護猫とともに幸せに暮らす家族も紹介。どうすれば、「不幸な猫たちを救うことができるのか」についても考えさせられる内容となっている。

価格は1,000円(税別)。前作同様、助けを必要とする動物たちのために、収益の一部は動物愛護団体に寄付される。