出かける直前に資料を印刷しようとしたら、誰かが社内会議の配布物を大量印刷中…なんでこのタイミング!? 1分1秒でも惜しい状況で、電車の乗り換えや路線の選択により、その日の成否を分ける。なんかいい情報があれば知っておきたい! ということで、東京の電車や地理に詳しい会社員の臨海亭東雲さんに話を伺った。

埼京線の乗り換えは、あまりおすすめできない

東雲さん:
「実は、渋谷駅は地図で見るととってもシンプルなんです。それなのに複雑なのは、乗り入れている路線がすべて層になっているから。何層も上がって、細い道を通って出口を目指して間違ったところに出ると、絶望感がとても大きいです。ダンジョン感を強めている原因ではないでしょうか。

また、JR埼京線も遠い場所にあるんですよね。正直、埼京線と山手線の乗り換えなら、池袋、恵比寿がおすすめです。新宿駅や渋谷駅は、埼京線の乗り換えにはあまり向いていませんね」

井の頭線に乗るなら、表参道で乗り換えてでも、銀座線で!

画像はイメージです

東雲さん:
「渋谷で意外と迷いやすいのが、井の頭線の場所。渋谷マークシティの2階と4階に改札があります。おすすめなのは、銀座線からマークシティに行くこと。銀座線 渋谷駅は上の階にあり、通路がつながっています。もし半蔵門線から井の頭線に乗るのなら、渋谷までそのまま行かず、表参道で1回乗り換えてでも銀座線に乗った方が、スムーズに進めるでしょう。

ただし、銀座線の駅はエレベーターやエスカレーターがないことも多く、大きめの荷物を持っている際には注意が必要です」

確かに井の頭線、どこにあるのかいつも方向がわからなくなってしまうような…。本当に急いでいるときは、1回乗り換えてでもスムーズに進める道を選ぶ方がいい。「急がば回れ」ということを肝に銘じていきたい。