ソニー銀行は6日、新たに7ファンドを取り扱い投資信託に加え、販売を開始した。

このたび販売を開始するファンドは、いずれも「海外公社債型」ファンド。「債券」で運用されるファンドは、「株式」で運用されるファンドと比べ、日々の値動きも比較的穏やかな傾向にあり、相対的に低リスクといえるという。また、金利水準が比較的高い海外の債券で運用されている「海外公社債型」は、円預金や国内公社債型のファンドに比べ、相対的に高い利回りが期待できるとしている。

はじめての投資信託に、夏のボーナスの運用に、円預金からのステップアップに、そして今年からスタートしたNISA(少額投資非課税制度)で活用してほしいとしている。

ソニー銀行は、顧客の多様な資産運用ニーズに応えるため、引き続き投資信託の商品ラインアップを強化していくとしている。

取り扱いを開始するファンドの概要(ソニー銀行の取り扱いファンド数合計:33社130本)

MHAM豪ドル債券ファンド(年1回決算型)

  • 主として、オーストラリアの信用力の高い公社債(豪ドル建て)に分散投資。ソニー銀行で以前より取り扱い中の「MHAM豪ドル債券ファンド(毎月決算型)」の兄弟ファンド。こちらは年1回決算型。運用会社はみずほ投信投資顧問

フィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンド Aコース(為替ヘッジ付き)<愛称:悠々債券>

  • 世界の代表的な4債券セクター(米国国債/政府機関債、先進国債券(除く米国)、米国高利回り社債(ハイ・イールドボンド)、エマージング債券)に分散投資。決算は年12回。運用会社はフィデリティ投信

フィデリティ・ストラテジック・インカム・ファンド(資産成長型) Cコース(為替ヘッジ付き)<愛称:悠々債券>

  • 世界の代表的な4債券セクター(米国国債/政府機関債、先進国債券(除く米国)、米国高利回り社債(ハイ・イールドボンド)、エマージング債券)に分散投資。決算は年1回。運用会社はフィデリティ投信

DWSグローバル公益債券ファンド(毎月分配型) Aコース(為替ヘッジあり)

  • 主に電力・ガス・水道などを供給する世界の公益企業・公社が発行する債券に投資。決算は年12回。運用会社はドイチェ・アセット・マネジメント

DWSグローバル公益債券ファンド(年1回決算型) Cコース(為替ヘッジあり)

  • 主に電力・ガス・水道などを供給する世界の公益企業・公社が発行する債券に投資。決算は年1回。運用会社はドイチェ・アセット・マネジメント

ダイワ高格付カナダドル債オープン(毎月分配型)

  • カナダ・ドル建ての公社債等に投資。決算は年12回。運用会社は大和証券投資信託委託

ダイワ高格付カナダドル債オープン(年1回決算型)

  • カナダ・ドル建ての公社債等に投資。決算は年1回。運用会社は大和証券投資信託委託