スイス インターナショナル エアラインズ(以下、SWISS)は6月4日から、長距離路線でファーストおよびビジネスクラスの機内食プログラム「SWISS Taste of Switzerland(SWISS スイスの味)」の最新メニューとして、ミシュラン・ガイドで星を獲得したレストラン「ル・シャボテ」のメニューを提供している。

「ル・シャボテ」を味を機内で(写真はビジネスクラスのミール)

ル・シャ・ボテはジュネーブの高級ホテル「ボーリバージュ・ホテル」の中にあるレストランで、レマン湖を見渡し、大噴水(ジェドー)やモンブランを望むことができる景観も魅力のひとつとなっている。

ファーストクラスは特別メニュー

SWISSは6月上旬から9月初めまで、ファーストおよびビジネスクラスを対象に、ドミニク・ゴーティエシェフが作り出す料理を提供。シンプルさと昔ながらの伝統を融合させ、地中海の色彩と味覚、地産品を生かした創作料理を展開する。

ビジネスクラスでは、カニの瓶詰めマリネやエッグプラントキャビア、ズッキーニのグリルを添えた白身魚のタルタルが楽しめる。コースにはほかにも、蜂蜜とショウガをからめたチキンシュプリーム、またはアンズダケとジャガイモを添えた牛フィレのグリルを用意。デザートには、ラベンダーのクリームを添えたラズベリーのコンポートを提供する。

ファーストクラスでは、ドミニク・ゴーティエが特別に用意した食事を展開。アンズダケとピスタチオ、サマートリュフのクリームに始まり、オリーブオイルとジャガイモのピューレ、グリーンアスパラガスを添えたレモンコンフィ風味のマトウダイのフィレへと続く。デザートには、ピスタチオのクランブルを添えたアプリコットとタイムのタルトが楽しめる。

料理とともに楽しめるワインには、ジュネーブの田園地方のワインもそろえられている。同地方はワイン栽培が盛んで、250社以上のワイン醸造業者が毎年高品質のワインを製造しており、SWISSが展開する「SWISS Taste of Switzerland(SWISS スイスの味)」の特別なセレクションの中でも重要な位置を占めている。

ファーストクラスでは、サティニー産の白ワイン「Tresor de la Cave de Geneve」とともに、赤ワインはペシー産Domaine des Charmesの「L’esprit de Geneve」を提供。ビジネスクラスではサティニー産の白/赤ワインを用意している。

ジュネーブの食を伝える夏限定機内食も

また、一部のSWISS欧州内路線のビジネスクラスでも、「SWISS Traditions(スイスの伝統)」プログラムの一環として、地域の名物料理を堪能できる。夏季の2週間、ジュネーブ市では夏の風物詩である「ジュネーブ・フェスティバル(Fetes de Geneve)」が行われる。機内では7月9~22日の間、フェンネルのサラダに載せたイワナのスモーク、リヨン風ポテトやアーティチョークのラビオリを添えた牛肉のグリル、レモンクリームのデザートなど特別メニューを用意する。