女優の大竹しのぶが、アンジェリーナ・ジョリー主演『マレフィセント』(7月5日公開)で、映画主題歌に初挑戦することが10日、明らかになった。

『マレフィセント』日本語吹替版主題歌を担当する大竹しのぶ

本作は、マレフィセントがオーロラ姫に"永遠の眠り"の呪いをかけた本当の理由を解き明かし、呪いが生んだ究極の愛の物語を描いた作品。日本語吹替版主題歌「ONCE UPON A DREAM~いつか夢で~」は、『眠れる森の美女』のオーロラ姫とフィリップ王子がデュエットする恋の歌「ONCE UPON A DREAM」を、より作品のテーマに近づけるべく、世界で唯一の新訳歌詞で表現している。

先日、ディズニーが『アナと雪の女王』の「Let it go」の次に仕掛けるミュージックビデオ(以下MV)として、同主題歌MVが公開され、"歌っているのはだれ?"と話題になったが、このたび、大竹しのぶであることが明らかになった。マレフィセント、そしてアンジェリーナ・ジョリーの母性愛に通じる、大きな愛を持った女性として抜擢された大竹は、過去にシングル12枚、アルバム8枚を発表。歌手活動は、2013年8月7日に泉谷しげるのアルバムに参加して以来約1年ぶりとなる。

「『本当にやりたい、やりたい』と思い、お引き受けしました。『眠れる森の美女』が大好きな娘も、うらやましがっていましたね」と喜ぶ大竹は、楽曲について「すごく低い音で、子守歌のように優しく歌うというのは難しかったです。"強くなろう 守るため""あなたは私の夢"というところに強い愛を感じて、優しい気持ちになりました」とコメント。そして、『アナと雪の女王』の主題歌とは「全然違うイメージ」と言い、「同じくらい皆さんの心に残る曲になるといいと思います」と願った。

また、本作について「想像の100倍すごかった」と絶賛し、「アンジーは想像していたよりはるかにすてきで、優しくて、すごく怖いけど、ワンシーンだけ涙を流すシーンがあって、そこでグっときてしまいました」とアンジーと演技に感動。「女優さん辞めないでほしいな、なんで辞めちゃうの?」と思いますね。彼女をもっと見ていたいです」と女優引退を惜しんだ。

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