伊豆シャボテン公園は6月14日・15日、「オウム・インコの日」にちなんで「インコの日」記念イベントを開催する。

ベニコンゴウインコによる「インコみくじ」を実施

インコの頭の良さと生態を解説、絶滅の危機に瀕した現状を伝える

「オウム・インコの日」は、語呂合わせで「06(オウム)月15(インコ)日」として、公益社団法人・日本動物園水族館協会が定めたもの。同イベントは、インコの頭の良さと生態の解説を交え、来園者にインコ類のおかれた現状を伝えることを目的とする。

現在、オウム目の種全体が、巣として使う木の洞(うろ)のある巨木の伐採による自然破壊と、熱帯雨林の減少で繁殖環境が悪化しているため、絶滅の危機に瀕しているという。「オウム・インコの日」を通して、国内の多くの動物園が独自の活動を行っている。

園内の大講堂では、ベニコンゴウインコによる「インコみくじ」を開催。おみくじセットにコインを入れると、インコがコインをくわえ、おみくじを運んでくれる。

地球環境館では、インコの紹介、インコの生態と特徴を解説するパネル展示「インコの森展」(6月1日~30日)や、卵殻などの標本類や実際にコンゴウインコを展示する。また雨天時には、コンゴウインコのスポットガイドを行う。

太陽の広場では晴天時、「インコの日」イベントとして、インコと対決、インコのクイズを実施。雨天時は、地球環境館2Fにて行う。

開催日は、6月14日、15日。会場は、伊豆シャボテン公園(静岡県伊東市富戸1317-13)。入園料金(税込)は、通常料金が大人(中学生以上)2,300円、小学生1,100円、幼児(4歳以上)400円、70歳以上1,900円。