国立科学博物館(東京・上野公園)では、7月12日~10月5日まで「太古の哺乳類展」を開催する。

ナウマンゾウ(オス)全身骨格 (神奈川県立生命の星・地球博物館蔵)

ナウマンゾウストラップ付の前売り券も販売

同展は、恐竜が繁栄していた約1億2,000万年前から日本で進化し、数万年前までに絶滅して今は見ることのできない数々のほ乳類を紹介する展覧会。日本各地、約20カ所の博物館・研究機関などから集めた貴重な絶滅ほ乳類を一挙に公開する。

見どころの1つは、「ナウマンゾウ」の家族の全身骨格。全身を復元した、オス・メス・子どもの骨格3体が"家族"として初めて一緒に展示する。また、日本で発掘された化石として世界的に有名な「パレオパラドキシア」など、世界でも珍しい「デスモスチルス類の化石標本群」や、絶滅した多様な「ゾウ類」の化石標本も公開する。

開館時間は9時~17時(金曜日は20時まで)。8月9日~17日は、9時~18時(8月15日は20時まで)。休館日は7月14日、9月1日・8日・16日・29日。入場料は一般・大学生1,600円、小・中・高校生600円。未就学児は無料。現在、主要プレイガイドで前売り券(一般1,400円、小・中・高校生500円)を販売している。

また、セブン-イレブンでは、海洋堂特製「金のナウマンゾウ頭骨」ストラップ付き前売券も発売している。限定1,500枚で価格は一般1,600円、小・中・高校生600円。