キャセイパシフィック航空は5月2日より、香港国際空港のキャセイパシフィック・ラウンジでデジタル新聞・雑誌のストリーミング配信サービスを開始した。

2,000種類以上もの電子新聞・雑誌の無料ストリーミング配信により、世界各地の最新ニュースや情報をチェックできる

今後、世界各地のラウンジでも導入

ラウンジの利用客はWi-Fi網を介し、個人のモバイル端末などを利用して、世界約100カ国で発行されている2,000種類以上の電子新聞・雑誌を、無料かつタイムリーに閲覧できる。

閲覧できるコンテンツは、フィナンシャル・タイムズをはじめ、ホンコン・エコノミック・ジャーナル、ニューヨーク・タイムズ国際版、明報、東方日報、サウスチャイナ・モーニング・ポスト(香港)といった各有力紙が有料購読者向けに提供しているもの。また、各地の主要な電子新聞には、毎日新聞(日本)やデイリー・テレグラフ(オーストラリア)、ワシントン・ポスト(米国)、デイリー・メール(英国)、ル・モンド(フランス)なども含まれている。

電子新聞・雑誌のストリーミング配信サービスは、香港国際空港の「ザ・ウィング」「ザ・ピア」「ザ・キャビン」「ザ・ブリッジ」で、5月2日より順次導入。今後、姉妹航空である香港ドラゴン航空の「G16」ラウンジや、世界各地のキャセイパシフィック・ラウンジでも導入を進めていく。

また、利用客は電子新聞や雑誌に加え、同航空のラウンジ・ウェブページ上で提供される世界各国の渡航情報や天気予報、目的地の情報などへのアクセスや、オンライン・ショッピングも楽しめる。