谷川流氏のライトノベルが原作の人気アニメ『涼宮ハルヒ』の新作映像が公開されることが明らかになった。

公開された『涼宮ハルヒ』の新作映像より

新作映像は、原作小説やアニメの中でも人気の高いシーンの一つである学園祭で使用された劇中歌「Lost my music」をBGMとした映像。アニメ版では劇中歌として注目を集めながらも部分的にしか描かれなかった同曲の完全描き下ろしで、主人公・凉宮ハルヒをはじめとした「SOS団」のメンバーが登場している。

これは、近日導入が予定されているパチンコの新台『フィーバー 涼宮ハルヒの憂鬱』の発売を記念した、6月1日スタートの「Haruhi Hunting(ハルヒ ハンティング)」キャンペーンの一環として制作。このキャンペーンは、雑誌やコンビニエンスストア、街の屋外広告やWebサイトなど、日本全国のあらゆるところに「カケラ」と呼ばれる涼宮ハルヒのイラストが隠されており、「カケラ」をスマートフォンで撮影し、キャンペーンサイトにその写真をアップロードするという参加型プロジェクト。全部で707個ある「カケラ」がすべて集まると、パラパラ漫画のような完全描き下ろしムービーが完成され、キャンペーンサイト上で見ることができるという。なお、このムービーに使われる「カケラ」の画像は、一番最初にアップロードされた写真が採用される。

『涼宮ハルヒの憂鬱』は、2006年4月~7月に第1期、2009年4月~10月に第2期が放映されたTVアニメで、エンディング楽曲に使われた「ハレ晴れユカイ」は世界中のファンが真似して踊り、動画共有サイトに数多く公開された。また、劇中楽曲「God Knows」も動画共有サイトで1,300万再生される人気をみせ、角川グループがYouTube上に公式ページ「角川アニメチャンネル」を設けるきっかけとなったと言われている。2010年には劇場版『涼宮ハルヒの消失』も公開され、社会現象を巻き起こした大ヒット作品となっている。

『フィーバー 涼宮ハルヒの憂鬱』は、KADOKAWA完全監修のもと、人気楽曲を完全収録し、アニメの楽しい世界観を表現したパチンコで、「超ハイスピード×ライトスペック」を搭載しているという。

(C)Nagaru Tanigawa・Noizi Ito/SOS団