映画『スター・ウォーズ』に登場するライトセーバーがお箸になった!
何を言っているかよくわからないかもしれないが、言葉の通りの意味だ。あのライトセーバーが、お箸になったのだ。
こちらがそのコトブキヤより発売された『ライトセーバーチョップスティック ライトアップver.』だ。赤く発光するダース・ベイダーと青く発光するルーク・スカイウォーカーの2種類を展開。50万膳を突破したという大ヒットシリーズの商品だが、発売当初は形こそライトセーバーだったが普通のお箸だった。
しかし、今回のライトセーバー箸は一味違う。
光るのだ。
まずは開封してみよう。パッケージには『スター・ウォーズ』のロゴと、ダース・ベイダー、そしてルーク・スカイウォーカーの写真がプリントされている。なんとなくパッケージ全体から懐かしい雰囲気が漂ってきている気がするのは気のせいだろうか。箱を開けると、中から出てきたのは……お箸! いや、そりゃお箸なのだけど、何しろ見た目がちゃんとライトセーバーなので、一瞬頭が混乱してしまう。
さっそくライトセーバー箸で食事をしてみよう。まずは準備。といっても、パッケージから出してやることといえばボタン電池を4つ入れることだけだ。入れる場所はライトセーバーの持ち手の部分。お箸でいうと、ご飯をつかむのと逆の方だ。
ここに蓋があり、指でスライドしてやると開くので、付属のボタン電池を入れる。お箸に電池を入れるのは生まれて初めての体験だ。
ちょっと注意したいのは、電池のスペースがかなり狭く、最後の一つはかなり力を込めて押し込まないと入らなかったこと。個体差はあるかもしれないが、ライトセーバーを光らせるためにがんばって押し込もう。
電池が入ったらもう完成だ。ためしに光っていない状態で食卓に並べてみたが、何の違和感もない。あ、いや、多少違和感はあるかもしれないが、この状態を何も知らない人が見ても、ちょっとオシャレで変わった箸、くらいのレベルだ。
しかし、スイッチを入れた途端、状況は一変する。
うわー! 光った! 本当に光った! 思わず変な笑いが出てしまった。お箸が、光っている。なんとも言えないシュールな光景だ。ライトセーバーなら光って当たり前だが、お箸が光るのはどう考えてもおかしい。何でも前バージョンのライトセーバー箸を発売したとき、ユーザーから「光らせてほしい」という多数のリクエストがきたのだとか。リクエストを出す方も出す方だが、実際に実現してしまう方もしてしまう方だ。ちなみになぜ光るのかというと、LEDライトが入っているため……ではなく、もちろんフォースだ。
とにかく食事をしよう。だってこれはお箸なんだから。まずはあえて光を消した状態で使ってみる。……うん、普通だ。使用感にも不満はない。これだけだと、ゴツいグリップがついた単なる透明な箸だ。誰かと食事をする際は、まずこの状態で食べ始め、油断させておくのも面白い。
そして、満を持してスイッチオン! ダース・ベイダーバージョンの箸が、思っていたよりも強い光を放つ。食べているときは気づかなかったのだけど、今こうして見ると光がもろに顔に当たるため、かなり目立っている。すごいなこれ。食堂とかで使ったら、絶対二度見されるだろうな。
ルーク・スカイウォーカーバージョンも負けてはいない。色合いがちゃんとライトセーバーを再現できていて、完成度が妙に高い。数十年前に「スター・ウォーズ」の一作目が公開されたときは、まさかライトセーバーが東洋の島国でお箸として再現されるなんて誰も思ってなかっただろうなあ。
さて、そんなライトセーバー箸を使っているうちに、ふと思ったのだけど、これって暗闇だとどうなるんだろう。そう、たとえばご飯を食べているときに急に停電になったりしたら……。
ためしに明かりを消してみると……す、すごい光りっぷりだ。「ブォン」という効果音が聞こえてきそうな雰囲気になった。しかもめちゃくちゃ明るいのだ。光量が強いから、暗闇の中でも手元が照らされてはっきり見える。
これなら停電してもご飯は食べ続けられるぞ! ご飯食べている場合じゃないけど!
ちなみにこのライトセーバー箸を洗うときは、忘れずグリップ部分を外すようにしよう。防水ではないので、電池部分に水がかかってしまうと感電などの恐れがあるのだ。
『スター・ウォーズ』好きの友人に見せたところ、「すげえ!」と大興奮だったスター・ウォーズ箸。最高のファンアイテムであることはもちろん、自宅に1セット置いておけば、来客を手料理でもてなすときの話題作りにもぴったりだ。『ライトセーバーチョップスティック ダース・ベイダー ライトアップVer.』と『ライトセーバーチョップスティック ルーク・スカイウォーカー ライトアップVer.』はともに、コトブキヤのショッピングサイト「コトブキヤダイレクト」にて購入できる。
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