ブラッド・ピットを殴ったヴィタリとは何者? セレブにいたずら仕掛ける男

米女優アンジェリーナ・ジョリーの最新作となる『マレフィセント』のワールドプレミアが現地時間28日、米ハリウッドで行われ、アンジーに同伴したブラッド・ピットが顔面を殴られたことが、米主要メディアにて報じられている。

アンジーとブラッドが、ブルーカーペットを歩いていたところ、有名ないたずら仕掛け人のヴィタリ・セディウクが出現。彼は柵を飛び越えてブラッドの元へ走り寄り、数人の警察官によって取り押さえられた。ヴィタリは、ブラッドに触れた、殴ったなど報道にはばらつきがあるが、その後警察署へと連行され、軽犯罪の容疑と2万ドル(約200万円)の保釈金を科せられている。ブラッドはかなり驚いた様子だったが、すぐに落ち着きを取り戻し、ファンに手を振りながらボディーガードと笑っている姿が見られた。

ヴィタリはレッドカーペット上のセレブにいたずらを仕掛けることで有名で、先週にはカンヌ国際映画祭にて、映画『ハウ・トゥ・トレイン・ユア・ドラゴン2』のプレミアで、アメリカ・フェレーラのスカートの中に頭を突っ込もうとしていた。昨年の1月には全米映画俳優組合賞の会場で、ブラッドリー・クーパーの腰を掴み、股間に自身の顔をうずめていたほか、その1カ月後にはサンタバーバラ国際映画祭でレオナルド・ディカプリオに対して同じような行動を起こしている。

また、昨年のグラミー賞では、アデルがジェニファー・ロペスとピットブルから賞を授与される際にステージ上へと駆け上がったことで逮捕。2年前には映画『メン・イン・ブラック3』のプレミアでウィル・スミスの唇にキスをしようとしたことで逆鱗に触れたこともある。ウィルが屈んでそのキスをかわしたことで、頬にキスされるだけに至り、その後ヴィタリを押しのけて平手打ちを食らわせていた。

(C)BANG Media International