29年ぶりに復活したお笑いコンビ・ツービートが、コンビ復活後の初仕事として、6月6日に放送されるニッポン放送のラジオ番組『高田文夫ラジオビバリー昼ズ』(毎週月曜~金曜11:30~13:00)に生出演することが29日、明らかになった。
ツービートは、コメディアンとして修業していた北野武(たけし)と兼子二郎(きよし)が、東京・浅草六区のストリップ劇場、浅草フランス座で知り合い1972年に結成。たけしの毒舌マシンガントークに、きよしが「よしなさい」とツッコミを入れるスタイルで人気となり、「赤信号、みんなで渡れば怖くない」「コマネチ」などのギャグで80年代前半の漫才ブームをリードしていた。
きよしが1985年にフリーになってから活動休止状態となっていたが、ビートたけしの芸能事務所であるオフィス北野に、ビートきよしが今年4月1日付で所属し、29年ぶりに同じ所属事務所で活動することになった。そして、コンビ復活後初仕事として、6月6日に『高田文夫ラジオビバリー昼ズ』に生出演する。
今回の出演は、4月19日に行われたオフィス北野所属のお笑いタレント・なべやかんの結婚式での会話がきっかけ。心肺機能疾患の療養から復活した高田の復帰祝いとして、2012年12月に番組に駆けつけたビートたけしに「また、番組に遊びに来てよ」と高田がオファーし、たけしは新作映画の撮影中ではあるが、出演が実現した。
高田は「今、"渦中の"ビートきよしをこの時期に押さえられるのは、この番組だけだよ。それで、きよしくんが相方を連れてくると…。相方はテレビでよく見るけど、きよしくんはなかなか出てくれないし、生のトークなんてなかなか聴けないよ」と、ツービートの出演を喜び、「まあ、何かあったらオレとたけしさんで責任とるよ(笑)」と話している。