アスリート食堂は6月6日、食と運動によりこれからの健康をサポートする施設「10 OVER 9」を東京都・千代田区にオープンする。

「10 OVER 9」外観イメージ

同施設は、「鹿屋アスリート食堂」と「RUN CUBE」から構成されている。「鹿屋アスリート食堂」は、バルニバービ・国立大学法人 鹿屋体育大学・鹿児島県鹿屋市からなる「産学官連携プロジェクト」。鹿屋の良質な食材を用いて、スポーツ栄養学に基づいたメニューを提供する。

「「一汁一飯三主菜」のバランス定食の例

用意するメニューは、美と健康づくりのための「一汁一飯三主菜」のバランス定食。汁物、ご飯と、15数種類の中から選べる3つの主菜の5つの要素で構成している。主菜の組み合わせで「メタボ」「貧血予防」「減量」など、さまざまな健康志向に対応が可能。おかずは主菜、副菜の関係ではなく、すべてを主菜として用意する。

「RUN CUBE」は皇居ランでの利用に最適なランナーズサポート施設。トレーニングメソッド「BODYMETRIX」(ボディメトリクス)を取り入れたプログラムやストレッチマシン完備の専用スタジオを備えている。シャワーやパウダールームも完備。屋上スペースは同施設メンバー専用のコミュニティラウンジで、ランナーの交流の場としても使用できる。

鹿屋アスリート食堂の営業時間は、平日11:00~22:00、土日祝10:00~20:00。スタジオ・ランニングステーションは平日7:00~22:00、土日祝8:00~20:00。定休日は12月31日~1月3日および、施設点検日(未定)。

なお、「鹿屋アスリート食堂」は、鹿屋体育大の学生を支援するための食堂として、鹿児島県鹿屋市古里町にも4月7日にオープンしている。同店では、スポーツ栄養学に基づいたメニューを、学生だけに限らず一般の人にも提供。昼は、10~15種類のおかずの中から3品と、ご飯、汁物が付く定食を一般に850円、学生には500円で販売している。

鹿児島「鹿屋アスリート食堂」外観

※価格はすべて税込み