阪神バスは6月17日から、定期券をICカード「hanica」で発売する。これにより、紛失時の再発行が可能になるほか、チャージすれば回数券として阪急バス・阪急田園バスでも利用できるなど、利便性が向上する。

ICカード「hanica」イメージ

発売券種は通勤定期、通学定期、学期定期で、対象となる区間は阪神バス全線、大阪特区、神戸特区。発売以降は、鉄道との連絡定期券(磁気券)と大阪市交通局との共通定期券(紙券)を除き、従来から「hanica」を使用している「グランドパス65」を含むすべての定期券が同カードでの販売となる。「hanica」定期券導入にともない、ミニ定期券の販売と通勤定期券予約販売は廃止する。

「hanica」導入による運賃の変更はないが、「hanica」カード未所持の場合、初回のみデポジットが500円必要となる。紛失時には再発行手数料が発生する。取扱窓口は、梅田駅・尼崎駅・甲子園駅・西宮駅・神戸三宮駅の定期券売り場と阪急バス宝塚駅前案内所。