シャトレーゼは5月21日から全国の店舗で、地域で味わいが異なるみたらし団子など、和菓子4種を発売する。
九州はアゴだしに
同店が販売する和菓子は、「みたらし団子」(135円)、「白州名水饅頭(まんじゅう)」(64円)、「焼きよもぎ大福」(108円)、「ずんだ大福」(108円)の4種類。素材のおいしさにこだわり、お菓子にする直前に自家精米した米を使用しているのが特長となっている。
特に「みたらし団子」は、山梨県産武川米こしひかりと国産の有機丸大豆で仕込んだしょうゆを使用。また、地域それぞれの好みに合った味付けや食感となっているのも特長となっている。関東は濃厚なしょうゆ味で弾力のある食感、関西は昆布だしの風味が効いた柔らかくコシのある食感、九州はアゴ(トビウオ)だしのうま味が効いたしょうゆ味でソフトな食感に仕上げた。
産地にこだわった和菓子たち
「白州名水饅頭」は、なめらかな風味のこし餡(あん)を、沖縄県産の黒糖が入った生地で薄く包んで蒸し上げた一品。白州名水を使い、北海道産小豆を上品な味わいのこし餡に炊き上げたほか、有機丸大豆しょうゆの入った生地はほのかな塩味も感じられる仕上がりとなっている。
「焼きよもぎ大福」は、生地に自社加工の手摘みよもぎと宮城県産のよもぎをたっぷりと使用。粒餡は北海道産小豆を使った自家炊きのもので、米は北海道産のはくちょうもち米を自社精米したものを使っている。
「ずんだ大福」は、ずんだ(豆のペースト)の粒感を残した餡を、緑に色づけした生地で包んだ大福。餡は北海道産のずんだと宮城県産のずんだをブレンドして自家炊きしたもので、塩味を加えることで、口の中にずんだ独特の甘い香りとコクが広がるように仕上げた。