本田技研工業(ホンダ)は16日、軽乗用車「N-ONE(エヌワン)」のマイナーモデルチェンジを行うとともに、「N-BOX(エヌボックス)」「N-WGN(エヌワゴン)」に特別仕様車を設定し、発売する。

「N-ONE Premium Tourer(FF) 2トーンカラースタイル」(画像左)と「N-ONE G・Aパッケージ(FF) 2トーンカラースタイル」(同右)

「N-ONE」はマイナーモデルチェンジで安全性と燃費性能を強化し、快適装備も追加した。安全性に関して、追突時や発進時の事故被害を軽減する「シティブレーキアクティブシステム」「サイドカーテンエアバッグシステム」「前席用i-サイドエアバッグシステム(容量変化タイプ)」をセットにした「あんしんパッケージ」を標準装備(Gグレードはオプション設定)。燃費性能では、フリクション低減や熱効率改善などを含むエンジンの大幅刷新を実施し、一部グレードのFF車で28.4km/リットル(JC08モード)の低燃費を実現した。

快適装備では、プラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナーのほか、IRカット(遮熱) / UVカット機能付フロントウインドウガラスと、IRカット(遮熱) / スーパーUVカットフロントドアガラスを標準装備(Gグレードは除く)している。2トーンカラーの「フレッシュライム・メタリック×タフタホワイト」「ホライゾンターコイズ・パール×スタリーシルバー・メタリック」を含む4種類の新色を追加し、カラーバリエーションを全25種類として、外装色と同色にコーディネートしたインテリアパネルを設定した。価格は、「N-ONE」が118万5,000~162万7,828円、「N-ONE Premium」が149万~179万2,829円。

「N-BOX カスタム 特別仕様車 SSパッケージ(FF) 2トーンカラースタイル」

「N-WGN 特別仕様車 コンフォートパッケージ(FF)」

「N-BOX」には、「あんしんパッケージ」「パワースライドドア(リア右側)」「ディスチャージヘッドライト(HID)」「ナビ装着用スペシャルパッケージ」といった人気の高い装備をタイプごとに追加しながら、価格を抑えた特別仕様車「SS(Suzuka Special)パッケージ」と「ターボSSパッケージ」を設定。特別仕様として、「N-BOX」に「イノセントブルー・メタリック×タフタホワイト」、「N-BOX カスタム」に「プレミアムダイナミックブルー・パール×スタリーシルバー・メタリック」の2トーンカラースタイルを新たに設定した。

価格は、「N-BOX SSパッケージ」が146万~164万9,400円、「N-BOX ターボSSパッケージ」が159万~177万9,400円、「N-BOXカスタム SSパッケージ」が165万~183万9,400円、「N-BOXカスタム ターボSSパッケージ」が175万~193万9,400円。

「N-WGN」では、上質な室内空間を演出する装備などを追加しながら、価格を抑えた特別仕様車「コンフォートパッケージ」が設定された。特別装備の内容は、コンフォートパッケージ専用インテリアや、ピアノブラック調センターパネル&メーターパネル、IRカット(遮熱) / UVカット機能付フロントウインドウガラス、IRカット(遮熱) / スーパーUVカットフロントドアガラス、プラズマクラスター技術搭載フルオート・エアコンディショナーなど。価格は132万~144万3,429円となっている。

「N-ONE」外観・内装イメージ

「N-BOX」特別仕様車の外観・内装イメージ

「N-WGN」特別仕様車の外観・内装イメージ