Q.会社の休みをとるとき、ウソをついたことがありますか?

毎日がんばって出勤しているのだから、たまには「会社サボりたいなー」なんて、気持ちになることもある。実際に、ついウソをついて会社を休んでしまった、という人もいるはずだ。今回はマイナビニュース会員のうち男女500名に、会社を休むためについたウソについて、そっと告白してもらった。

Q.会社の休みをとるとき、ウソをついたことがありますか?

はい 30.0%
いいえ 70.0%

Q.(「はい」と答えた方にお聞きします)どんなウソをついたか教えてください

■いろんな病気を駆使
・「『40度の熱が出てしまい、全く動けない』といったうそをついたことがある」(42歳女性/機械・精密機器/技術職)
・「インフルエンザにかかった」(27歳男性/医療・福祉/専門職)
・「おなかが痛い、嘔吐・下痢」(32歳女性/運輸・倉庫/事務系専門職)
・「ウイルス性腸炎にかかってといった」(28歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)
・「胃に穴が開いた」(35歳男性/機械・精密機器/販売職・サービス系)

■誰かを病気に
・「おじが倒れた」(32歳女性/医療・福祉/専門職)
・「おばあちゃんが入院した」(28歳女性/商社・卸/営業職)
・「どうしても旅行で休みたく、母親の手術とうそついた」(26歳女性/金融・証券/販売職・サービス系)
・「家族が病気でとうそを付いた事があります」(31歳女性/ソフトウェア/事務系専門職)
・「祖母の介護」(27歳女性/運輸・倉庫/販売職・サービス系)
・「普通に体調が悪いとか、ペットの具合が悪いと言って休む」(43歳男性/情報・IT/技術職)

■冠婚葬祭で
・「急に身内がなくなった」(31歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「祖父が死んだ」(30歳男性/マスコミ・広告/営業職)
・「お葬式ができた」(34歳女性/食品・飲料/販売職・サービス系)
・「家族旅行を、親戚の法事と言った」(31歳女性/小売店/販売職・サービス系)
・「長期休暇を取るとき、友人の結婚式と言って休みました」(23歳女性/小売店/販売職・サービス系)

■女性ならではの理由も
・「つわりがひどい」(25歳女性/食品・飲料/営業職)
・「自分の体調が悪いのに、子供のせいにして休んだ」(33歳女性/医療・福祉/専門職)
・「体調不良、生理前で吐き気と頭痛がひどくて……と、実際は二日酔いで気持ち悪かっただけだけど、笑」(28歳女性/医療・福祉/専門職)
・「生理きていないけれど生理休暇申請」(24歳女性/医療・福祉/事務系専門職)
・「地方に見合いにいくということで」(41歳女性/学校・教育関連/事務系専門職)

■こんな時には休みたい!!
・「どうしても、身体とかがだるい時などに風邪ひいたとかうそつく」(21歳女性/その他/その他)
・「積雪のすごい日に風邪だと言った」(26歳女性/ホテル・旅行・アミューズメント/その他)
・「2日酔いで体調が悪いときに,熱風邪,食あたりと説明してごまかしたことが何度かある……ただし,年休取得にはそもそも理由を申告する必要はないので,不正ではない」(56歳男性/学校・教育関連/事務系専門職)
・「寝不足のときに体調不良といったことがある」(31歳女性/アパレル・繊維/事務系専門職)
・「寝坊だけど頭痛と言った」(33歳女性/金属・鉄鋼・化学/事務系専門職)

■もしかしたら許される?
・「FXにハマっていた時、相場がひどい時があり精神的にダメージ&仕事どころじゃない、ということで体調不良で休みました」(40歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「結婚指輪を紛失してしまい、探すのに、正直には言えず、体調不良だとうそをついた」(29歳女性/金融・証券/秘書・アシスタント職)
・「母校が甲子園初出場するとき、見に行くために『親戚の結婚式です』と言って休んだ」(31歳女性/団体・公益法人・官公庁/事務系専門職)
・「デートの次の日に遠出先で宿泊してしまったが、腹痛だとうそをついた」(27歳女性/団体・公益法人・官公庁/専門職)

■総評
会社の休みを取る時に、ウソをついたことがある、という人はちょうど3割という結果となった。意外に少ないと感じたのは筆者だけだろうか……。

どんなウソをついたのか尋ねたところ、最も多かったのはやはり「病気」「体調不良」など仮病を使うものだった。最もオーソドックスな「風邪」「高熱」から、インフルエンザ、嘔吐下痢、ウイルス性腸炎まで、さまざまな病名が並んだ。「胃に穴があいた」なんて、後からみんなに心配されそうだが……。自分ではなく、祖父・祖母・親戚などを病気にするのも、割とよく使われる手のようだ。「お母さんの手術」「ペットの具合が悪い」なんて声もあった。

似たような手法で、家族や親戚を「殺す」パターンも多かった。「お葬式」「親戚の法事」などは、何度も使える手ではないが、忌引はみんなに仕方ないと思ってもらえそうな理由だ。お悔やみなど言われてしまったら、相当気まずそうだが……。「友人の結婚式」に関しては、ちょっと微妙ではあるが、これも仕方ないと思われるギリギリのラインだろうか。

女性からは「子どもが病気になった」「生理とウソをついた」「つわりがひどい」など、有無を言わせぬ(?)理由が挙げられていた。逆に、生理痛の時に「貧血」とウソをついて休む、という意見もあった。正直に申告して、毎月定期的に休むのは、確かに本人としては気がひけるだろう。

どんなときにウソをついて会社を休んだのか、一番目立ったのは「二日酔い」や「寝坊」だった。前の日のダルさを持ち越すと「行きたくないー」という気持ちになるのはよく分かる。また、珍しい例としては「相場で失敗した」「結婚指輪をなくした」「甲子園初出場になった母校の応援」なんて回答も寄せられた。こういう例はすごく真剣に訴えれば、許してもらえそうな気もしないでもない……?!

ウソをついて会社を休むのは決して褒められたことではないが、バカ正直に申請してもなかなか良い顔されないのが日本企業の現状。みんなお互いさま、暗黙の了解で、たまにはリフレッシュも必要ではないだろうか。

調査時期: 2014年4月16日~4月18日
調査対象: マイナビニュース会員
調査数: 男性217名 女性283名 合計500名
調査方法: インターネットログイン式アンケート