アイ・アム&インターワークスが運営する製造業求人情報サイト「工場ワークス」はこのほど、同サイトに掲載されている求人広告から、2014年3月度の製造業の平均賃金をまとめた結果を発表した。
それによると、全国平均時給は1,080円となり、3カ月連続で過去最高額を更新(同社調べ)。前年同月比は3.0%増、前月比は0.7%増と、ともに5カ月連続プラスとなった。
エリア別に見ると、北海道・東北が前年同月比6.6%増の968円、中部・東海が同1.8%増の1,138円、信越・北陸が同5.1%増の1,033円、中国・四国が同7.7%増の1,044円、九州・沖縄が同11.5%増の1,024円と、5エリアで前年比プラス。一方、関東は同0.9%減の1,095円、関西は同1.7%減の1,086円と、2エリアで前年比マイナスとなった。
業種別では、「半導体・先端技術」が前年同月比2.4%増の1,065円、「医療・福祉・介護・製薬」が同7.7%増の1,118円、「携帯・パソコン・家電」が同4.4%増の1,051円など、12業種中9業種が前年比プラス。前月比では10業種がプラス、2業種がマイナスとなった。
職種別に見ると、全29職種中、前年同月比では17職種がプラス、12職種がマイナス、前月比では17職種がプラス、12職種がマイナスとなった。