アイ・アム&インターワークスが運営する製造業求人情報サイト「工場ワークス」は27日、同サイトに掲載されている求人広告から、2013年12月度の平均賃金(エリア別、業種別、職種別)をまとめた結果を発表した。

それによると、12月度の全国平均時給は1,066円となり、2012年9月の調査開始以来最高を記録。前年同月比では4.2%増、前月比では0.9%増と、ともに2カ月連続プラスとなった。

全国平均時給・増減率の推移

エリア別に見ると、北海道・東北が前年同月比5.7%増の970円、関東が同1.7%増の1,082円、中部・東海が同3.7%増の1,128円、信越・北陸が同3.4%増の1,008円、関西が同1.1%増の1,071円、中国・四国が同5.7%増の1,028円、九州・沖縄が同9.7%増の1,015円と、全エリアで前年同月を上回った。

業種別では、「車・バイク・重機系」が前年同月比1.5%増の1,151円、「紙・パルプ・印刷」が同1.9%増の1,026円、「医療・福祉・介護・製薬」が同5.3%増の1,111円、「携帯・パソコン・家電」が同2.2%増の1,034円、「物流・倉庫」が同1.3%増の1,042円、「ゴム・プラ・石油・化学」が同2.3%増の1,069円、「フード・飲料」が同1.2%増の967円、「その他」が同6.8%増の1,032円と、全12業種中、8業種が前年同月比プラス。前月比では、7業種がプラス、5業種がマイナスとなった。

職種別に見ると、全29職種中、前年同月比では19職種がプラス、9職種がマイナス、前月比では19職種がプラス、10職種がマイナスとなった。