『マン・オブ・スティール』(2013年)や『ウォッチメン』(2009年)などを手がけた映画監督・ザック・スナイダーが、アメリカのDCコミックのヒーロが集結する映画『ジャスティス・リーグ』の監督を務めることが明らかになった。
スーパーマン、バットマン、ワンダーウーマンが団結し、悪に立ち向かう姿を描く本作は、同じくスナイダー監督を務めるタイトル未定の『マン・オブ・スティール』続編の公開後となる、2018年以降の公開が予定されている。ワーナー・ブラザースのグレッグ・シルバーマン社長は、ウォール・ストリート・ジャーナルに「本作はこの世界をさらに広げたものになります。『スーパーマンVSバットマン』から『ジャスティス・リーグ』へとつながるのです」と話している。
脚本は現在執筆中らしく、シルバーマン氏は半分ロボットのスーパーヒーロー、サイボーグ役を現在キャスティング中であることを明かしており、ブロードウェイで活躍するレイ・フィッシャーが最有力候補だと噂されている。原作のDCコミックには、そのほかにも、アクアマン、フラッシュ、グリーンランタンらのスーパーヒーローが登場している。
豪華スターの共演となる『ジャスティス・リーグ』の世界には、すでにジェシー・アイゼンバーグ、ガル・ガドット、エイミー・アダムスの出演が決定しているほか、ヘンリー・カヴィルがスーパーマン役を続投し、『マン・オブ・スティール』続編でバットマン役としてデビューするベン・アフレックが本作でも続投する予定。
一方で、ワーナー社は、ガルが演じるワンダーウーマンを主役に据えたスピンオフ作を製作する予定がないとしながらも、今後の可能性としては十分あり得るとコメントしている。国際マーケティング部取締役のスー・クロール氏は「それは私たちの希望であります。良い脚本に巡り合えれば、発展しうることです。世界は彼女を受け入れる準備が出来ていますからね」と語っている。
(C)BANG Media International