新潟県新潟市は4月19日~6月15日、県の大型観光キャンペーンに合わせて、湖沼「潟」の魅力を発信する「潟キャンペーン『水の潟ログ』」を開催。期間中は有名料理人の料理が楽しめるカフェなどが市内にオープンする。
新潟市には、地名の由来となったといわれる数多くの「潟」がある。今春は新潟県が地方自治体とJRが協業して実施する観光キャンペーン「ディスティネーションキャンペーン」の開催地になったことを受け、同市では「潟」に触れられるイベントを実施する。
目玉となる「潟食カフェ」(新潟市・天寿園内)では、和食の料理人である秋山能久氏と日本を代表するパティシエ辻口博啓氏による「潟文化」を色濃く反映した食事とスイーツを展開。他にも潟の自然や歴史を大パノラマ写真で楽しむことができる「潟の紹介展示」(同天寿園内)、市内の代表的な潟をめぐる日帰りバスツアー「水の潟ログ号バスツアー」などが実施される。
また、県立鳥屋野潟公園"トリムの森"のステージに「水辺の見晴らし台」を設置。いけばなの草月流師範、倉田康治氏によるインスタレーションが「潟」の新しい姿との出会いの場を演出するという。見晴らし台では新潟市を拠点に活動するパフォーマーによる水辺の踊り「新潟ODORI@潟」が実施される。
「潟食カフェ」の営業時間は10時~16時。「潟の紹介展示」は9時~17時。どちらも第2・4月曜日(月曜日が祝日の場合はその翌日)、4月28日、5月12日、26日、6月9日が休日となっている。「新潟ODORI@潟」は4月19日からの会期中の土日祝日に1日2~3公演が行われる予定。