セレスは、部下・後輩がいる職場に勤務する20~59歳の男女を対象に「部下・後輩に関する調査」を実施した。調査は4月17日・18日にかけて行われ、890件の有効サンプルを得た。
過半数が部下・後輩に不満を持つ
まず、職場の部下・後輩に対して不満はあるか尋ねたところ、全体で54.6%が「ある」と回答した。具体的な不満内容を聞くと、最も多いものが「責任感がない」(46.1%)で、以下「指示をしないと動けない」(37.0%)、「作業が遅い」(36.6%)、「仕事が雑」(32.9%)、「言い訳が多い」(31.5%)が続いた。
同設問を性別で比較すると、業務に取り組む姿勢などに関する項目「責任感がない」「指示をしないと動けない」は男性の回答が多く、振る舞いや態度に関する項目「噂・悪口ばかり言う」「人の意見を聞かない」「敬語が使えない」については女性の回答が多かった。性別によって着眼点が異なるようだ。
理想の部下・後輩は「責任感がある」
次に、どのような部下や後輩が理想か尋ねたところ、最も多い回答は「責任感がある」(57.1%)だった。以下「気持ちの良い挨拶をする」(53.0%)、「仕事が丁寧」(45.3%)、「やる気、向上心がある」(44.2%)、「素直さがある」(43.1%)が続く。そのような部下や後輩がいるか尋ねたところ、「いる」は36.5%、「いない」が63.5%だった。