JAFはこのたび、昨年9月1日から今年1月15日まで募集していた「第8回JAFみんなのエコ川柳」の入賞作品をホームページで発表した。

同コンテストは、環境保全活動の一環として、川柳を詠むことを通して身近なエコに対する意識啓発を図ることを目的に実施していて、8回目となるこのたびは14,347句の応募があったという。応募作品には、日常生活の中でのエコを感じられるバリエーションに富んだ作品が多く見受けられ、エコの意識が根付いている様子が感じられたとしている。

審査委員会では、川柳作家のやすみりえ氏を委員長として、エッセイストの三好礼子氏をはじめとする6名の委員で選考を行い、入賞作品11句と入選作品40句を決定した。選ばれた作品は、「みんなのエコ川柳」特設ページに掲載している。

大賞:明かり消す 子供の顔が 妻に見え 川島 義之氏(神奈川県・69歳)

審査委員長によると、電気を点けっぱなしにしてしまった点を、妻や子どもがフォローしている情景が見えてくるのがよかったという。「妻に見え」と言うと怖い奥様を想像しがちだが、日頃から子どもにも節電するように躾けてくれている奥様に感謝しているようにも思えたとしている。

今後JAFでは、入賞作品を掲載した「エコ扇子」を製作し、JAF各地方本支部のエコイベントで配付するなど、入賞作品をさまざまな形で活用し、更に多くの人々に「エコライフ」の重要性を呼びかけることで、地球温暖化防止をはじめとする環境保全活動をすすめていくとしている。