旅行の思い出を残すためにすることと言えば、名所に行く、写真を撮る、土産物を買う、おいしいものを食べる……。それにプラスして、もう少し自分らしいやり方で旅の思い出を振り返りたいもの。今回は、今回はマイナビニュース会員の男性387名に、旅行の思い出を残すのにどんなことをしているか教えてもらった。特に気になった5つのアイデア、ぜひ参考にしよう。
Q.旅行の思い出を残すのに、どんなことをしますか?
■撮影対象を工夫する
・「行った人全員での集合写真を始めと終わりで撮影する」(26歳/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「お店の料理と箸の入った袋(店名入り)を一緒にして撮影」(35歳/機械・精密機器/営業職)
・「旅行先の珍しい建築物の写真を撮影する」(50歳以上/団体・公益法人・官公庁/技術職)
名所や食べ物などを写真に撮るのはよくあるけれど、何かひとつ「縛り」を設けると面白いかもしれない。回答にあったように、「最初と最後に全員の集合写真」「料理+箸袋のセット撮影」「変わった建築物」などあるコンセプトに沿って撮影すると、前の旅行から次の旅行へと流れもでき、シリーズ化していく楽しさが生まれる。
■ご当地ものコレクションにも一工夫
・「国内外問わず名所で写真を撮る、立ち寄ったレストランや食堂で(あれば)マッチをもらう」(38歳/その他/技術職)
・「テレホンカードやポストカードを集める」(29歳/情報・IT/技術職)
・「現地でTシャツを買う」(35歳/機械・精密機器/事務系専門職)
・「海外では、行った先のスタバでタンブラーを買う」(27歳/運輸・倉庫/事務系専門職)
マッチ、テレホンカード、Tシャツ、スタバのタンブラーなど、特に地域限定ものでなくても、何かテーマを決めてその土地土地で出会った品を集めれば、手に入れる過程自体も思い出になる。中には「チラシ・チケット・落ちていた石・買ったものをすべてパッケージして、段ボールで保管」という徹底したタイムカプセル派もいた。
■思い出の記念品を作る
・「ホテルのアメニティーを持ってきて記念にする」(31歳/金融・証券/専門職)
・「寺院巡りをしたときには、朱印を押してもらう」(50歳以上/マスコミ・広告/クリエイティブ職)
・「パンフレットに記念スタンプを押して集めている」(22歳/その他/その他)
ただで手に入るものでも、旅行の思い出は振り返れる。記念スタンプなどはメジャーな方法だろうが、レシートやチラシ、パンフレット、ホテルのアメニティーなども、あとから見れば立派な思い出の品だ。
■アナログな方法で記録
・「旅行のしおりを作るようにしている」(38歳/自動車関連/事務系専門職)
・「写真を撮ったり、絵を描いたりする」(31歳/学校・教育関連/専門職)
・「写真とガイド本に書きとめる」(22歳/学校・教育関連/専門職)
・「手書きアルバムを作る」(34歳/小売店/販売職・サービス系)
旅行に行く前に「旅行のしおり」作り、行っている最中は「絵を描く」、帰ってきたら「アルバムも手書き」……とアナログなやり方で、味のある旅の思い出を作る人たちもいるようだ。「ガイド本にメモ」という方法は、無理なく思い出の記録ができ、面倒臭がりでもできる良いアイディアかも。
■男性は「記憶」のみ派も
・「特にモノとしては残さない……そうする事で、頭に記憶をたたきこむ」(34歳/その他/その他)
・「しっかり見る」(29歳/農林・水産/技術職)
・「ご飯を食べて、それを思い出に」(22歳/医薬品・化粧品/事務系専門職)
・「各シーンで音楽を流し、記憶と結びつける」(23歳/情報・IT/技術職)
この男性編のアンケートでは「なにもしない」「記憶のみ」という回答が非常に目立った。「しっかり見る」「思いっきり楽しむ」など、記録をしない"いさぎよい男性たち"の中で、各シーンで音楽を流して、土地の記憶をより鮮明で濃いものにしようと工夫している試みがあった。確かに、過去を思い出すのに音楽の力は絶大なものがある。「記憶のみ」の人は一度試してみる価値がありそうだ。
調査時期:2014年3月27日~2014年4月7日
調査対象:マイナビニュース会員
調査数:男性387名
調査方法:インターネットログイン式アンケート