5人に1人が恋人や結婚相手と「ニオイが原因で別れた経験あり」

セーレンが展開するアンダーウエアブランド「DEOEST(デオエスト) 」は、20代、30代、40代社会人女性各130名と、20代～ 50代男性社会人110名の計500人を対象に、体臭や汗のニオイ等によって周囲に不快感を与える"スメルハラスメント"に関する調査を実施し結果を発表した。調査期間は3月8日～10日。

約8割が職場で異性のニオイに不満

調査ではまず「職場で異性の体臭や汗のニオイに不満を持ったことがありますか?」と質問。結果は、「ある(43.8%)」「少しある(33.8%)」となり、約8割の人が職場で異性のニオイに不満を感じたことがあるということがわかった。

ニオイ対策への不満も7割

さらに、「職場の異性のニオイ対策に不満を持ったことがありますか?」と質問したところ、「対策の内容に不満を持ったことがある(23.8%)」、「対策の不足に不満を持ったことがある(44.2%)」という結果になった。約7割の人がニオイ対策に不満を持ち、そのうち4割以上が対策不足に、2割以上がニオイ対策の内容に不満を抱いているということがわかった。

ニオイ対策で嫌なことでは「フレグランス(香水)の使用」が62.6%と断トツの1位だった。

約5人に1人がニオイが原因で別れた経験あり!

続いて、結婚・恋愛の場でのスメハラについて調査した。これまでに恋人や結婚相手のニオイに悩まされたことがあるか聞いたところ、約3人に1人が「ある」または「少しある」と回答した。

さらに、ニオイが原因で恋人や結婚相手のパートナーと別れたことがあるか聞いたところ、「はい(3.3%)」「ニオイも原因のひとつ(15.7%)」と、5人に1人がニオイが原因で別れた経験があると回答した。スメハラが恋愛に大きな影響を及ぼしていることがわかった。

どの場面でも、不満を相手に伝えられず我慢しているという人がほとんどで、自覚のないスメハラがパートナーとの溝をさらに広げてしまう傾向にあるようだ。