実家の自分の部屋、「自分がいた時のまま」が41.9%

オウチーノ総研はこのほど、一人暮らしをしている男女を対象に、「実家にいた時に使っていた子ども部屋」についてアンケート調査を実施、結果を公表した。同調査は3月20日~21日、一人暮らしをしている20歳~39歳の男女444名を対象に、インターネットによるアンケート調査にて実施した。

「自分がいた時のまま」が約4割

はじめに、「実家にいた時に使っていたあなたの部屋は今、どうなっていますか?」という質問をしたところ、41.9%が「自分がいた時のまま」、23.9%が「物置部屋」、12.8%が「自分以外の人が使用」と回答した。

「自分以外の人が使用」と回答した人に、誰が使用しているのか聞いてみると、もっとも多かったのが「父・母」で、「母が寝室として使用している」(28歳/女性)や「父が書斎にしている」(32歳/女性)と回答。その次に多かったのが「兄弟」で、「妹の部屋になっている」(36歳/男性)といったように、兄弟が自分の部屋として使用している場合が多い様子が見られる。そして次が「兄弟夫婦」で、「兄夫婦が居住スペースとして使用している」(26歳/女性)などという回答が挙がった。ほかにも、めいっ子、おいっ子の部屋になっている、という人もいた。

実家帰省時の寝室に「客間」も

実家の自分の部屋が別の用途に使用されている人を対象に、「実家に帰省した時は、どの部屋で寝ていますか?」と聞いたところ、もっとも多かった回答は「客間」で22.9%。次に居間で19.1%、そして物置部屋が18.6%で3番目に多かった。その他には、「台所」という回答もあった。

実家帰省時の寝室は、「客間」が最多の22.9%に

家族に見られて恥ずかしかったもの、第1位「アダルトな本・雑誌・DVD」

「あなたの部屋にあったものは、整理・処分しましたか?」という質問に対しては、「実家を出る前に、すべて整理・処分してきた」との回答が22.4%だった。そのほか、「実家を出てから、自分ですべて整理・処分した」が12.1%、「実家を出てから、家族がすべて整理・処分した」が7.0%、「実家を出てから、自分で少しずつ整理・処分している」が16.4%、「実家を出てから、家族が少しずつ整理・処分している」が 8.2%、そして「まだ整理・処分していない」が33.9%だった。

「あなたの部屋にあったものは、整理・処分した?」、33.9%が「まだ」と回答

「あなたが実家から独立してから、家族に部屋や部屋にあるものを見られて、恥ずかしい思いをしたことはありますか?」と聞いたところ、もっとも多かった回答は「アダルトな本・雑誌・DVD」だった。中には、「実家に帰ったら、アダルト本が整理されていた」(25歳/男性)といった人もいた。

次に多かったのが「日記」で、「日記を読まれたことがある。当時両親について抱いていた不満を書いてしまっており、後にその話を切り出された時は気まずかった」(27歳/女性)といったエピソードもあった。その次に多かったのが、「恋人との思い出」と「プリクラ・写真」。「恋人との思い出」には、「恋人への手紙」(32歳/女性)や「昔の彼女との写真やプリクラ」(29歳/男性)などが挙がった。また、「恋人」ではないが、「昔書きためて出さなかったラブレター」(39歳/女性)といった回答もあった。ほかには、「本・漫画」「友達との手紙、交換日記」「卒業アルバムの寄せ書き」などが挙がった。