昨年で放送30周年を迎えたTVアニメ『魔法の天使クリィミーマミ』のBlu-rayメモリアルボックスが5月28日に発売されることを記念して、クリィミーマミ/森沢優役の太田貴子、大伴俊夫役の水島裕からのコメントが公開された。
TVアニメ放送から30年経過したことについて太田は「当時、幼稚園くらいで観ていた女の子たちが、今ではもう立派なお母さん。そして今度は、彼女たちの子供さんが新しいファンになってくれています」と今なお愛される作品であることを実感しながら「きっと『マミ』は、これからも世代を超えて輝き続けてくれるでしょう」と作品のもつ普遍的な魅力を伝えた。そして、水島は「『マミ』は僕らが想像していた以上に成長していってくれた作品でした。みなさんの楽しい想い出の中に僕らの「仕事」を残せたことは、とても幸せだと思っています」と、放送当時に立ち返るように振り返った。
また、メモリアルボックス発売を記念して開催される「30周年スペシャル上映会第2弾」のチケットが3月28日より発売開始。この上映会は2013年5月に開催され好評を博したスペシャル上映会で、前回上映されなかった人気エピソードをリマスター版で上映するという。開催日時は4月12日(18:30開場、19:00開始)、開催場所は立川シネマシティシネマ・ツー(aスタジオ)。太田貴子、水島裕、島津冴子、井上和彦といった豪華声優陣によるトークショーに加え、劇場施設内でのスペシャル物販コーナーも用意されている。チケットは会場となるシネマシティシネマの公式サイトと窓口で販売され、価格は4,200円。
『魔法の天使クリィミーマミ』は、1983年から1年間にわたって放送されたTVアニメで、80年代の魔法少女アニメを代表する「魔法少女シリーズ」の第1作目。DVD化はされていたものの長らくBlu-ray化が待たれており、今回究極のメモリアルBOXとして5月28日にバンダイビジュアル発売される。価格は4万8,600円。
ボックスには、TVシリーズ全52話に加え、映像特典としてOVAシリーズ4作品、ミュージッククリップ、ノンテロップオープニング&エンディング集などを収録。さらに2014年制作の新作ピクチャードラマも収められる。音声特典にはメインキャスト・スタッフによる初のオーディオコメンタリー、封入特典にはキャストインタビューを含む24ページの解説書が同梱される。BOXデザインとインナージャケットは、本作のキャラクターデザインを担当した高田明美氏による描き下ろしイラストが使われる。
(C)ぴえろ