楽天銀行は24日、楽天証券と店頭外国為替証拠金取引におけるホワイトラベルサービス基本契約を締結し、4月7日より楽天証券のFX取引プラットフォームを活用した店頭外国為替証拠金取引「新・楽天銀行FX」の取り扱いを開始すると発表した。これに先立ち、24日より楽天銀行において「新・楽天銀行FX」の口座開設の申し込みを開始した。
楽天銀行は、2007年11月より取引所為替証拠金取引「くりっく365」(以下くりっく365)を取り扱ってきた。FX市場の拡大と供に「くりっく365」の取り扱いは一定数増加したものの、昨今の顧客の多様なニーズに応え、楽天証券のFX取引プラットフォームを活用した「新・楽天銀行FX」を開始するとした。
楽天証券では、2013年1月にFXサービスを刷新し、従来サービスから大幅にスプレッドを縮小したほか、通貨ペアの拡充、1000通貨単位からの小額取引の実現等、より魅力的なFX取引プラットフォームを構築したという。くわえて、2012年度のグッドデザイン賞を受賞したFX専用PC版取引ツール「マーケットスピードFX」やiPhone、Androidそれぞれの特性を活かしたスマートフォンアプリ「iSPEEDFX」などの開発も行い、機能性が高く快適な取引環境を顧客に提供していくとしている。
楽天銀行では、PC向けダウンロード型取引ツール(新・楽天銀行FX powered by MARKETSPEED)やスマートフォン向け取引ツールアプリ(新・楽天銀行FX powered by iSPEED)、新・楽天銀行FX-WEB、新・楽天銀行FX-モバイルWEB(iモード、EZweb、Yahoo!ケータイ、Willcomに対応)を導入し、楽天証券と同水準の取引環境でFX取引を行うことが可能になるという。
「新・楽天銀行FX」では、楽天銀行の口座を持っている顧客であれば、楽天証券の口座を開設することなく、楽天銀行口座のログインID・パスワードを利用して、いつでも、どこでも、機能性が高く快適な取引環境を利用できるようになるとしている。