本田技研工業は、インテックス大阪で21日~23日の期間に開催された『第30回大阪モーターサイクルショー2014』の会場においてプレスコンファレンスを開催し、新コンセプトモデル「NM4(エヌエムフォー)」2タイプを参考出品車(市販予定車)として世界初公開した。なお、同コンセプトモデルは、東京ビッグサイトで28日~30日の期間に開催される『第41回 東京モーターサイクルショー』にも出展される。

「NM4-01」。カラーは「マットバリスティックブラックメタリック」

NM4は、「近未来」と「COOL」を開発のテーマに設定し、これまでのモーターサイクルとは一線を画した新感覚で独自のスタイリングを追求したモデルとのこと。デザインは、「フロントマッシブスタイリング」をコンセプトに掲げ、ライダーが潜り込むようにして車両との一体感を重視した「コックピットポジション」を実現。このコックピットポジションと、アジャスタブルタイプのバックレストによって、新感覚のライディングフィールを楽しむことができるという。また、力強さを表現したフロントフェアリングにはLEDヘッドライトを採用し、テールランプとウインカーにもLEDが採用されている。

「NM4-02」。カラーは「パールグレアホワイト」

バリエーションは、ワイドで迫力のあるリアタイヤとローフォルムを強調し絞り込んだスタイリングの「NM4-01」と、独特の存在感とボリュームのあるリアデザインの「NM4-02」の2タイプを設定。エンジンは、総排気量745ccの水冷・4ストローク・OHC・直列2気筒を搭載し、デュアル・クラッチ・トランスミッションを標準装備する。