富士急行は15日から、「フジサン特急」の一部列車で、一般車両を特急列車として運転する代替運転を行う。期間は6月30日までの予定。

富士急行「フジサン特急」

代替運転での時刻や停車駅は「フジサン特急」と変わらないが、一般車両のため全車自由席となり、パノラマ展望車(着席券車両)・個室・トイレの設備もないという。対象となる列車は、平日が河口湖行(下り)の「フジサン特急5号」(大月駅10時46分発)と「フジサン特急9号」(大月駅12時59分発)、大月行(上り)の「フジサン特急6号」(河口湖駅12時0分発)と「フジサン特急14号」(河口湖駅17時10分発)の計4本。

土休日は河口湖行(下り)の「フジサン特急1号」(大月駅8時13分発)と「フジサン特急7号」(大月駅11時55分発)、「フジサン特急11号」(大月駅13時50分発)、大月行(上り)の「フジサン特急4号」(河口湖駅11時03分発)と「フジサン特急8号」(河口湖駅12時53分発)、「フジサン特急16号」(河口湖駅18時13分発)の計6本が一般車両での運転となる。

なお、これらの列車については、通常の「フジサン特急」より安い特急料金が適用され、大月~富士山・富士急ハイランド・河口湖間は200円(通常300円)、大月・富士山・富士急ハイランド・河口湖~都留文科大学前は100円(通常150円)となる。あらかじめ旅行会社などで「フジサン特急」の特急券を購入済みの場合は、到着駅の窓口で申し出ることで、差額分の返金を受けられるという。