野村アセットマネジメントはこのたび、「Russell/Nomura ファンダメンタル・プライム・インデックス(配当除く)」を連動対象とするETFを新たに設定すると発表した。時価総額加重型指数を上回る収益を獲得したとの実証分析があるファンダメンタル・インデックス手法を用いた指数を連動対象とする日本初のETFになるという。

同社が設定するのは、「NEXT FUNDS R/Nファンダメンタル・インデックス上場投信」(愛称「R/Nファンダメンタル・インデックスETF」、銘柄コード:1598)で、各銘柄のファンダメンタル指標を用いて指数ウェイトを計算する米国リサーチ・アフィリエイツ社のファンダメンタル・インデックス手法を用いた日本株指数、「Russell/Nomura ファンダメンタル・プライム・インデックス(配当除く)」への連動を目指す運用を行うという。設定は19日の予定。

同ETFは3日、東京証券取引所より上場承認を受けた。上場予定日は24日で、同日より全国の証券会社を通じて取引所での売買が可能となる。上場当初の最低投資金額は、1万4千円程度(1口単位)となる見込み。

同ETFの設定・上場により、同社が運用するETF「NEXT FUNDS」は、合計42本になるとしている。