横浜市交通局は29日、市営地下鉄グリーンラインのダイヤ改正を実施する。平日朝の通勤・通学時間帯の輸送力増強、夜間時間帯の増発、新造車両2編成の導入などがおもな内容。
平日ダイヤでは、朝ラッシュ時間帯の7時15分頃から8時15分頃までの運行間隔を、現行の3分50秒間隔から3分20秒間隔へ短縮。1時間あたりの運行本数を16本から18本に増強する。夕方のラッシュ時に行っている6分間隔の運行も、17時55分から22時50分までに拡大。これにより、夜間時間帯(20~22時台)は11本の増発となる。23時台の日吉発中山行は5本から6本へ増発。その他、川和町発中山行の始発を20分繰り上げるとともに、朝5時台に2本を増発し、センター北駅6時4分発の日吉行も1本を新設する。
土休日ダイヤでは、川和町発中山行の始発を19分繰り下げるとともに、朝5時台に2本を増発。0時台の日吉発中山行を1本増発し、最終電車とする。これにより、最終電車の時刻が0時12分発から0時28分に繰下げとなる。
新造車両は10000形(2次車)で、現行の10000形のイメージを引き継ぎつつ、前面・側面のカラーリング変更、LED前照灯やフルカラー行先表示器の採用など、外観に多少の変更を加える。車内も車椅子スペースの拡大や客室LED灯の採用など、サービスや省エネルギー化、バリアフリーを向上させたという。ダイヤ改正日の3月29日から運行開始する。