女優の沢尻エリカが、4月スタートのフジテレビ系ドラマ『ファースト・クラス』(毎週土曜23:10~23:55)で主演を務めることが、このほど明らかになった。
沢尻が地上波の連続ドラマで主演を務めるのは、2006年に放送された『タイヨウのうた』(TBS系)以来、8年ぶりのこと。就職活動に失敗しながらも、ふとしたことがきっかけで憧れのファッション雑誌編集部で働くことになった主人公・吉成ちなみを演じる。ドラマでは、業界内の滑稽な世界"マウンティング=人間の格付け"を舞台に、壮絶な格差に立ち向かいながら、頂点を目指してく吉成ちなみの姿を描いている。
沢尻は、「今回の作品は現代社会の中で起こっている女性の"マウンティング"がテーマになっています」と本作を紹介し、自身が演じる吉成ちなみ役について「女性同士の戦いがあり、かなりつらい目に遭いながらも歯を食いしばって勝ち抜いていく役です」と説明。視聴者に向けて、「女性の皆さんへの応援ソングとなる作品だと思います。ご期待ください」と呼びかけている。
そのほか、ファッション業界のカリスマで強烈な性格の編集長・大沢留美役には板野由夏、ティーンに絶大な人気を誇るトップモデル・MINA役には佐々木希、帰国子女のエディター・川島レミ絵役には菜々緒、大沢と同期の副編集長・八巻小夏役には三浦理恵子。男性キャストでは、後に恋愛関係へと発展するアシスタントフォトグラファー・西原樹役をKAT-TUNの中丸雄一、業界No.1モテ男のスタイリスト・磯貝拓海役を平山浩行が演じる。
編成企画の太田大氏は、「主人公は、ファッション雑誌編集部を舞台に、底辺から一流"ファースト・クラス"の編集者に成り上がっていきますが、その過程で、様々な沢尻さんが見られます」とした上で、「攻撃されまくってボロボロにされる沢尻さん、傷つきながらも立ち上がる沢尻さん、そして相手を負かしていく沢尻さん…見たことのない&見たかった沢尻さんが走り抜けていきます」と明かしている。