ドイツのフォルクスワーゲンAGはジュネーブ国際モーターショーにて、「ポロ TSI ブルーモーション」「ポロ TDI ブルーモーション」「ポロ ブルーGT」「クロスポロ」を世界初公開した。2台のブルーモーションはそれぞれ世界最良の燃費を実現している。

フォルクスワーゲン「ポロ TSI ブルーモーション」「ポロ TDI ブルーモーション」「ポロ ブルーGT」「クロスポロ」

「ポロ」のブルーモーションは、これまでターボディーゼルのみのラインアップだったが、新たにガソリンモデル「ポロ TSI ブルーモーション」が加わった。90PSを発揮する新開発の1リットル3気筒直噴ターボエンジンを搭載し、燃費は4.1リットル/100kmでガソリンエンジン5人乗りモデルとして世界最高に。今年後半に市場に投入される予定だ。

ディーゼルエンジンを搭載する「ポロ TDI ブルーモーション」も、新開発の1.2リットル3気筒ターボディーゼルを搭載し、燃費は3.1リットル/100kmで、ディーゼルエンジン搭載の5人乗りモデルとして世界最高に。45リットルの燃料タンクと5速マニュアルギアボックスを搭載しており、航続距離はじつに1,400kmに達している。

4台の「ポロ」がいっせいに公開された

気筒休止システムにより、ダイナミックな性能と燃費を両立した「ポロ ブルーGT」は、エンジンを改良し、最高出力が140PSから150PSに向上。燃費は標準の6速MTが4.8リットル/100km、オプションの7速DSGでは4.7リットル/100kmとなっている。

「クロス ポロ」はボディカラー、シート素材、ホイールなどが変更され、テールランプはスモーク仕様となった。