イタリアのドゥカティはこのほど、ジュネーブ国際モーターショーに先立って開催された「フォルクスワーゲン・グループ・ナイト」において、数多くの新装備を採用した新型「ディアベル」を発表した。最新の「テスタストレッタ11°DSエンジン」や、フルLEDヘッドライトなどを搭載する。

新型「ディアベル」

新型「ディアベル」は、162PSを発揮する最新の「テスタストレッタ11°DSエンジン」を搭載し、車重は205kgと軽量になっている。リアタイヤは専用設計された240mm幅のワイドタイヤ。走行性能はオールマイティで、ハイウェイを快適にクルージングできるだけでなく、非常に優れたハンドリングと深いバンク角を実現している。

このモデルは同社の「Performance Redefined(パフォーマンスの再定義)」という哲学に従って開発された。スムーズで安全なライディング体験を提供するために、最新のイノベーションと技術を採用している。装備はデュアルスパークエンジン、フルLEDライト、ABS、ドゥカティ・トラクション・コントロール、ドゥカティ・ライディング・モードなど多彩で、迫力あるスタイリングとは対照的にライダーフレンドリーなモーターサイクルとなった。

新型「ディアベル」は個性的でユニークなスタイリングに

ドゥカティは昨年11月、ミラノで開催されたEICMA国際モーターサイクルショーにて、最新のモデルラインナップ情報を発表している。新型「ディアベル」の公開は、その開発計画が順調に進んでいることを示すものといえる。2014年は完全なニューモデルである「モンスター 1200」と、追加モデルとして新型「ディアベル」のほか、「899 パガーニ」「1199スーパーレッジェーラ リミテッドエディション」が発表される予定だ。