京成電鉄はこのほど、3000形の新造車両3028編成(8両編成)の営業運転を開始した。昨年3月に3027編成を導入して以来、約1年ぶりの3000形新造車両となる。

京成電鉄3000形の新造車両3028編成。3月2日から営業運転を開始した

同社の3000形は、「人と環境に優しい鉄道」をコンセプトに、2003年から導入している通勤形電車。車両の軽量化などによる使用電力の削減、冷房装置・制御装置・補助電源装置にオゾン層を破壊しない冷媒を使用するなど、環境保全に配慮している。2010年からはバリアフリーにも配慮し、液晶の車内案内表示器を採用した。新たに導入した3028編成は、3000形として初めて全車両の車内照明にLEDを採用し、さらなる省エネ化を図ったという。