オリックス銀行は3日、夫と妻のお金に関する実態について尋ねた調査結果を発表した。

それによると、へそくりを貯めている人の平均金額は夫が136万円、妻が155万円となり、妻の方が19万円上回った。へそくりの貯め方については、夫は「小遣いからコツコツと」(47.9%)、妻は「独身時代からの貯蓄」(42.9%)が、それぞれ最も多かった。

消費税を意識してへそくりを「使用した」「使用する予定」の合計は、夫が42.9%、妻が29.9%で、両者の差は13ポイント。夫の方がへそくりの使用に積極的であることがうかがえる。

昼食を外食とする場合の使用金額平均は、夫が852円、妻が1,122円。贅沢と感じる昼食(外食)の金額平均は、夫が1,506円、妻が1,982円。実際に贅沢と感じる昼食の回数を尋ねると、「贅沢と感じた昼食はない」が22.8%で最多となった。ただし、贅沢な食事の頻度は夫の方がやや高かった。

贅沢な昼食へ最も多く一緒に行く相手を聞くと、夫は「配偶者」が圧倒的に多く46.9%。一方、妻は「友人」が31.5%で僅差の1位、2位が「配偶者」で31.1%となった。なお、「配偶者」と答えた人ほど夫婦関係は「良好」である傾向も見られた。

最も多く一緒に贅沢な昼食へ行く人(単一回答)

夫として、妻としての自己評価点数は、20代夫が最も高く平均74.9点、最も低いのは20代妻で平均64.9点だった。

同調査は、2014年2月7日~10日の期間にインターネット上で行われ、全国の20歳代~60代の既婚男女計1,000人(男女各500人)から有効回答を得た。