梅が咲き誇る庭園の様子

東京都文京区の小石川後楽園で、「春を呼ぶ小石川後楽園 黄門様のお庭で梅まつり」が行われる。開催日は2月8日~3月2日、9時~17時(最終入園は16時30分)。

紅白の梅が咲き誇る

小石川後楽園は、国指定特別史跡・特別名勝。江戸時代初期、寛永6年(1629)に、水戸徳川家の祖である頼房が江戸の中屋敷の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に完成した。「天下の楽しみに後れて楽しむ」という教えから、後楽園と名付けられたという。

同イベントでは、約90本の梅林を観覧できるほか、期間中毎日、庭園ガイドボランティアの案内で、園内散策を楽しめる。

伝統芸能「江戸太神楽」

2月9日には、江戸時代から続く伝統芸能「江戸太神楽」(12時、13時30分の2回)、2月15日には、指につないだ数本の糸で人形を操る「江戸糸あやつり人形」(12時、13時30分の2回)を開催。

さらに、「小石川後楽園の庭師が語る庭園管理」と題した特別庭園ガイド(2月16日・10時、13時の2回)、薩摩琵琶と笛による「文の京(ふみのみやこ)コミュニティコンサート」(2月23日・13時~)、「大江戸玉すだれ」(3月1日・12時、13時30分の2回)などのイベントが用意されている。

ほかにも、期間中の火曜日を除く毎日10時から16時まで、植木の販売を行う「植木市」を実施。水戸の名産品・軽飲食の販売ブースも出店される。