弘前城雪燈籠まつり(昨年の様子)

青森県弘前市は2月8日~11日まで、弘前公園にて「弘前城雪燈籠まつり」を開催する。今年は、大雪像「旧第八師団長官舎」に3Dプロジェクションマッピングを投影する。

市民が作成した雪燈籠やカマクラも並ぶ

同イベントは今年で38回目を迎える弘前の冬の風物詩で、期間中は全国から約30万人もの観光客が訪れる。夜には、雪に覆われた弘前城天守や各城門、公園内の松や桜などの木々をライトアップ。園内には市民が作成した、武者絵をはめこんだ雪燈籠(とうろう)や雪像約200基、ミニカマクラ約300基が並ぶ。夜になるとそれらに全て明かりが灯る。

メイン会場の四の丸には、毎年歴史的建造物をかたどった大雪像が作られる。平成24年は「旧弘前市立図書館」、平成25年は「日本基督教団弘前教会」が登場した。今年の大雪像は「旧第八師団長官舎」で、この大雪像に映像を投影する3Dプロジェクションマッピングなども実施する。

他にも弘前公園内の北の郭エリアをキャンドルの明りで照らす「弘前雪明り」も開催。「弘前ねぷたまつり」で出陣したねぷたの鏡絵や見送り絵を雪の壁に埋め込み、津軽錦絵の回廊を作る「津軽錦絵大回廊」の設置や、「津軽ひろさき雪かき検定(2月9日)」も実施する。

弘前雪明り

津軽錦絵大回廊

同イベントの会場は弘前公園(青森県弘前市)。ライトアップは日没から21時頃まで。入場無料。