本田技研工業は3日、上質感のあるスタイリングと新開発エンジンを採用した新型の原付1種スクーター「ダンク(Dunk)」を発表した。2月20日に発売され、価格は20万8,950円。

「ダンク」

「ダンク」は、若者に気軽に上質な移動を楽しんでもらいたいという想いを込めて、「プレミアムスニーカー」をコンセプトに開発され、新しいスタンダードスクーターの世界を提案するという原付1種スクーター。

スタイリングは、プレーンで無駄のない面で構成され、ボディーサイドにモールをあしらうことで上質感と個性を演出。また、着座位置の自由度が高いロングシートやフラットで広いフロアなどにより、リラックスしたライディングポジションを可能にしている。シート高は足着き性に配慮した730mmとしながら、シート下のラゲッジボックスはフルフェイスヘルメットが収納できる23リットルの大容量を確保した。

スピードメーター

ラゲッジボックス

エンジンは、新開発の水冷・4ストローク・OHC・単気筒50ccの「eSP」を搭載。eSPは、同社の次世代小型スクーター用グローバルエンジンであり、50ccクラスでは初搭載となる。同エンジンは、低フリクション技術を多岐にわたって採用するとともに、アイドリングストップシステムによって、優れた燃費性能と環境性能、そして力強い出力特性を実現するとのこと。