J.フロントリテイリングは3日、2014年1月度の売上高(速報、既存店ベース)を発表した。

それによると、百貨店事業の売上高は前年同月比5.3%増となり、3カ月連続で前年を上回った。大丸松坂屋百貨店合計の売上高も同5.5%増と、同じく3カ月連続で前年比プラス。1月は、初売りが高額福袋などを中心に好調だったほか、クリアランスセールも堅調に推移し、ラグジュアリーブランドやアクセサリー、時計宝飾品などが引き続き大きく売上を伸ばしたという。

J.フロントリテイリング 店舗別売上高対前年増減率(%)(出典：J.フロントリテイリングWebサイト)

店舗別売上高を見ると、直営15店舗中、13店舗が増加し、博多大丸、下関大丸も前年を上回った。このうち、松坂屋名古屋店は前年同月比10.4%増と2桁増を記録し、かつ15カ月連続で前年比プラスとなった。