カナダのトロン市長、ロブ・フォード氏が、現在、非難殺到中の同国出身のポップス・R&Bシンガー、ジャスティン・ビーバーを擁護している。
昨年にコカインを吸引した過去を認め物議を醸したことで知られるフォード市長は、同市でリムジンの運転手に危害を与えた事件で29日に有罪判決が決まったジャスティンについて、ラジオ番組で次のように話している。
「そもそもジャスティンは若者じゃないですか。私も19歳の頃にジャスティンほど成功していたかったと思いますよ。何と言ってもまだ19歳なんですよ。自分たちが19歳だった時のことを思い出してごらんなさいよ」
警察は、ジャスティンが昨年12月30日早朝にリムジンに乗っていた6人のうちの1人だとしており、ホテルに向かう途中でグループの1人が運転手を何度も後ろから殴って走り去ったとして事件を追っていた。ジャスティンの弁護士はジャスティンの無実を主張。3月14日に罪状認否が開かれる予定だが、ジャスティンの出席は求められていない。
現在ジャスティンは自宅のあるオンタリオに戻っており、父親ジェレミーがジャスティンと義理の弟ジャクソンと一緒に寝ている姿を撮った写真を投稿し、「安全な環境。家が一番だよね」とキャプションを添えている。
ある関係者は、現在マイアミとロサンゼルスで有罪容疑をかけられているジャスティンは少しの期間ゆっくり過ごして、将来のキャリアに向けて充電するつもりだとE!ニュースに語っている。「ジャスティンは家族と一緒にいることができて喜んでいます。これからしばらく家族と一緒に過ごす予定で、これ以上問題を起こさないように心掛けるようです。ここ数週間の体験から学んで、今は前に進むべき時だと考え、仕事と家族にフォーカスするようです」
(C)BANG Media International