アイドルユニット・AKB48が27日、TOKYO DOME CITY HALLでライブ「AKB48ユニット祭り 2014」を行い、大島優子の卒業セレモニーを3月の東京・国立競技場でのコンサートで実施することを発表した。コンサートとは別にファンイベント「大島優子感謝祭」も開催される。

「AKB48ユニット祭り 2014」で自らの卒業の日を発表したAKB48・大島優子

発表されたのは、ユニット祭りの終盤。アンコールを受けて、2月26日にリリースされる大島がセンターを務めるシングル「前しか向かねえ」の選抜メンバーが登場した際に、大島本人がファンに報告した。AKB48は3月29日と30日の2日間、国立競技場でグループ初となるコンサートを行うことをすでに発表していた。

また、大島は「一人一人に感謝の気持ちを、"ありがとう"という気持ちをお伝えしたいと思いまして、『大島優子感謝祭』というものを…」と、正式決定はしていないとしながら「大島優子感謝祭」というファンイベントを開催することも報告。日程は決まっていないが、「そこでみなさんとコミュニケーションをとって卒業させていただければと思います!」と笑顔であいさつした。

ユニット祭りでは、22日にリリースされた最新アルバム『次の足跡』からのユニットも次々と登場。「10クローネとパン」「他人行儀なSunset beach」「ボーイハントの方法 教えます」「Stoicな美学」「イチニノサン」「わたし リーフ」「シャワーの後だから」「JJに借りたもの」などそれぞれカラーの異なるユニット曲のすべてが、初めてステージで披露された。

そのほか、岩佐美咲・柏木由紀・指原莉乃・松村香織のソロや、「ノースリーブス」「Not yet」「フレンチキス」などのユニットも登場。また、2月9日開催のコンサートをもって解散することを発表している「渡り廊下走り隊(渡り廊下走り隊7)」も登場し、ファンから温かい声援が送られた。

同公演で、23日から行われたリクエストアワーと続けて5日間連続となったTOKYO DOME CITY HALLでの公演が終了。最後に高橋みなみが「みなさんのおかげで5日間走りきることができました!」とあいさつして幕を閉じた。

(C)AKS