EY Japan、およびEYのメンバーファームである新日本有限責任監査法人は27日、「新興国コンサルティング室」内にアフリカデスクを新設したと発表した。アフリカに事業進出・展開する企業などに対し、現地情報の提供や現地におけるプロフェッショナルなサービスを提供するという。

アフリカデスクは、世界大手会計事務所で、アフリカ33カ国に5,000人以上のプロフェッショナルを抱えるEYのネットワークとEY Japanの各法人のアフリカを中心に活躍するメンバーを集約し、「新興国コンサルティング室」の専門デスクを拡充するもの。アフリカに焦点を当てた情報発信を強化し、同地域の最新情報や現地での留意点などを継続して提供していく。

EYはこれまで、アフリカ諸国の官公庁の人材育成やインフラ整備を支援するとともに、アフリカに展開する企業の税務会計を中心に支援を行ってきた。今後、官民一体となって進めるアフリカ投資が活発化され、経済交流の活性化が見込まることを受け、EY Japanとして支援体制の強化を図るとしている。

EY Japanは、EY(アーンスト・アンド・ヤング)の日本におけるメンバーファームの総称。税務、トランザクション、アドバイザリーなどのサービスを提供する法人で構成されている。