元プロ野球選手及びメジャーリーガーの新庄剛志が22日、都内で行われた、スポーツブランド「HEAD」及びワークウエアブランド「Jawin」のイメージキャラクター就任式に出席した。

スポーツブランド「HEAD」及びワークウエアブランド「Jawin」のイメージキャラクター就任式に出席した新庄剛志

現在、インドネシアのバリ島に在住している新庄は、約3年ぶりに公の場に登場し、「よろチクビ! 3年ぶりで"きんちょう"剛志になってます」とギャグを交えてノリノリであいさつ。プロモーションのメイキング映像が流れると、「昔みたいな身体じゃなくなったから、2カ月間鍛えました」と明かしつつ、「ジャージっぽく見えない。僕だからこうなったんですけどね!」とニヤリ。報道陣の写真撮影時には、「フラッシュ大丈夫? 歯が白くない?」、「コマネチ!」と終始ゴキゲンだった。

イベント終了後、報道陣の取材に応じた新庄は、「4~5年はモトクロスを毎日練習してる。自宅にコースを作ったんですよ」とプロ野球引退後の近況を明かし、「ジャージでコンビニに行っても指さされない。(日本では)たいして活躍してないのに『新庄、新庄』って騒がれるけど、向こうでは『何!? この日本人』って感じだから楽ですよ」と悠々自適の海外生活を満喫している様子。また、地元の人からは"ビッグボス"と呼ばれているそうで、「目立つっちゃ目立つんですよね~」とニヤけ顔を浮かべた。

報道陣からはプロ野球についての質問も飛んだが、「野球は本当に知らない」の一点張り。プロ野球の監督になる意思については、「去年はあったけど、今は人生楽しみたい。オファーがあったらやろうかな?」としつつ、「僕が監督になったら面白いと思いますよ。野球の技術は教えられないけど、ファンを呼ぶことは出来るかな」とアピール。また、楽天から米・メジャーリーグへの移籍を目指している田中将大選手へのアドバイスを求められると、「ダメジャーリーガーだったから……」と恐縮しつつ、「お金をもらってるからってプレッシャーを感じずに、僕みたいに楽しむこと」とエールを送った。