1月18日公開の映画『黒執事』のジャパンプレミアが9日、東京・渋谷の渋谷公会堂で行われ、主演の水嶋ヒロをはじめ、剛力彩芽、優香、山本美月、丸山智己、大野拓朗、栗原類、伊武雅刀、大谷健太郎監督、カブリエル・アプリンが出席した。
シリーズ累計発行部数1,800万部(海外分含む)を突破し、世界42の国と地域で翻訳されている棺やな原作の超人気コミックを映画化した本作。幻蜂家当主の清玄(剛力彩芽)に仕える主人公の執事、セバスチャンを、2010年公開の『BECK』以来、実に映画主演3年振りとなる水嶋ヒロが熱演。水嶋は、本名名義で共同プロデューサーも兼任している。
冒頭では水嶋の妻、綾香が作詞作曲を手掛けた主題歌『Through the ages』を、この日のために来日したというガブリエル・アプリンが熱唱してイベントがスタート。キャスト陣らが登壇し、まずは主演の水嶋ヒロが「いよいよ映画『黒執事』が公開となります。無事この日を迎えられてとてもうれしいです」とあいさつして「映画のお話は、最初は何度もお断りしていたんですが、今振り返ると断った自分がバカだと思うぐらい素晴らしい作品となりました。本当にこの2年半駆け抜けました」とやり切った様子。自慢の笑顔を潜めて男装の令嬢を演じた剛力は「見ての通り皆さん(男性の出演陣)イケ面揃いの長身で完璧。人としても役者としてもたくさん勉強させていだきました。特に今回は男性として生きる役でしたので、皆さんをじっくり観察させていただきましたね」と共演した男性陣に感謝しきりだった。
また、最後にコメントを求められた主演の水嶋が、並々ならぬ決意表明。「映画としてもクリエーターとしても役者としても、今の自分に出来る精一杯を詰め込みました。評価されるかどうかの勝負だと思っています。僕はこの勝負に勝ちたいです!」と力強く宣言した。映画『黒執事』は、1月18日より新宿ピカデリーほか全国公開。