AKB48の派生ユニット、渡り廊下走り隊の渡辺麻友、多田愛佳、岩佐美咲、菊地あやか、浦野一美、平嶋夏海が25日、都内でベストアルバム『渡り廊下をゆっくり歩きたい』の記者発表会を行った。

後列左から平嶋夏海、岩佐美咲、浦野一美、前列左から菊地あやか、渡辺麻友、多田愛佳

来年2月9日にZepp DiberCityTOKYOで行われる解散コンサートをもって、約5年間の活動に幕を閉じるAKB48の派生ユニット"渡り廊下走り隊"。ベストアルバム『渡り廊下をゆっくり歩きたい』の発売日となったこの日は、JKT48の仲川遥香を除いたメンバー6人が登場し、同アルバムの発表記者会見に登場。解散発表と同時にスポーツ紙などで掲載された不仲説などについて言及した。

岩佐美咲は「食べ物の争いがきつかったです。みんな子供なので、食べ物に対する執着心がすごくて、お肉とお魚の弁当があったら毎回バトルが始まるんですよ」と争い事の原因を明かすも、渡辺は「解散は不仲が原因ではないです。渡り廊下走り隊のコンセプトは、学校の渡り廊下をスカートで翻すメンバーで構成されていますが、みんな学校を卒業してそれぞれのソロ活動も確立してきたので、渡り廊下走り隊の役割を果たしたということで解散ということになりました」と真意を説明。さらに「渡り廊下走り隊として5年間ほど活動し、今回は解散という形になりますが、メンバーそれぞれが歌手やタレント、女優、そしてAKBグループの一員としての活動をこれからも応援して頂ければうれしいです。今まで本当にありがとうございました」と感謝の言葉を述べた。

また、同グループとして最後となる解散コンサートについて渡辺は「渡り廊下走り隊としてのコンサートは初めてなので楽しみです」と寂しさよりも楽しみであることを強調しつつ、今年1年間を「5大ドームツアーを経験して個人としてもグループとしても成長できました。早かったですが、充実してました」と振り返った。