住友生命保険はこのたび、9月25日~11月6日まで一般から募集した2013年の世相を的確に表現した『創作四字熟語』の優秀作品などを発表した。

この企画が生まれたのは、今から23年前で、1年の出来事を漢字四文字で振り返るという、いわば『ことばの遊び』を提唱したところ、多くの人々の共感を呼び、"その年に感じたことを漢字に託す"という全く新しい概念が誕生したという。このたび24回目を迎え、全国から7419作品が寄せられた。

最も関心を集めたジャンルは「社会」(32.2%)で、異常気象、食材偽装、伊勢神宮・出雲大社の遷宮などの作品が多かった。次いで多かったのが「文化・スポーツ」(29.1%)で、富士山世界遺産登録、五輪招致、野球、ベストセラーなどの作品が寄せられた。また、「流行・芸能」(13.6%)では、人気ドラマ、流行語、ゆるキャラ、ヒット商品などの作品が目立った。

優勝作品は10編で、「いつやるか?今でしょ!」という予備校講師、林修先生のコマーシャルから「何時答今」(いつとうこん)や、朝ドラ「あまちゃん」の放送終了前から「あまロス」の心配まで出て話題となった「あまちゃん」から「jj日日」(じぇじぇひび)、そして、ドラマ「半沢直樹」の「倍返し」が大ブームになった「倍倍繁盛(ばいばいはんじょう)などがある。

応募作品の内容(ジャンル別)

  • 政治(ねじれ国会解消、ネット選挙解禁、税制改正など)876作品(11.8%)

  • 経済(金融緩和策、株価上昇、TPP交渉など)493作品(6.6%)

  • 社会(異常気象、食材偽装、伊勢神宮・出雲大社の遷宮など)2,392作品(32.2%)

  • 国際情勢(英・ロイヤルベビー誕生、大気汚染、ロシア隕石落下など)490作品(6.6%)

  • 文化・スポーツ(富士山世界遺産登録、五輪招致、野球、ベストセラーなど)2157作品(29.1%)

  • 流行・芸能(人気ドラマ、流行語、ゆるキャラ、ヒット商品など)1011作品(13.6%)